田中圭さんが主演を務める映画「ハウ」が2022年8月19日に公開されることが発表されました。
ワンと鳴けない優しい犬『ハウ』とちょっぴり弱気な青年『民夫』の優しさに包まれた感動作、きっと傷ついた人々に生きる勇気を与えてくれる陽だまりのような作品で注目されています。

ハウを見ているとプードルみたいに見えるけどなんかちがう…



なんかあまり見たことない犬種だな?
と思って気になったので調べてみました。
- 映画「ハウ」の犬種について
- ハウは実話なの?原作はあるの?
- 俳優犬ベックの他の作品は?
映画「ハウ」の犬種について
映画「ハウ」に出演している俳優犬は「ゴールデンドゥードゥル」という犬種です。
ゴールデンレトリーバーとプードルを掛け合わせたミックス犬です。
確かにゴールデンレトリーバーにも見えるしプードルにも似ていますね。
世の中に登場してまだあまり年月が経っていないようで、犬種の特徴がまだ完全に固定されていないようです。
そのためゴールデンドゥードルは「血統書の発行されないミックス犬」という扱いになっています。
ドゥードルとは英語で「いたずら書き」を意味します。
ゴールデンドゥードルの人懐っこく愛らしいところがピッタリなんですね!
ゴールデンドゥードゥルはどんな犬なの?
珍しい犬種なのでどんな犬種なのか気になりますね。
ゴールデンレトリバーの賢さとプードルの愛らしさを兼ね備えているゴールデンドゥードル。
思わず飼いたくなってしまいますよね。
寿命 | 10~15歳程度 大型のものより小型のほうが寿命は長めの傾向にある |
体格 | ばらつきがある |
ゴールデンドゥードルの大きさや種類
ゴールデンドゥードルは大きさが色々あるんです。
スタンダード | 体高50〜70cm 体重20〜30kg |
ミディアム | 体高40〜55cm 体重13〜20kg |
ミニチュア | 体高35〜45cm 体重7〜13kg |
プードルの中でも小さいミニチュアプードルと交配させた場合には小さいサイズの子が生まれやすくなるようです。
ゴールデンドゥードルの性格は?
ゴールデンドゥードルの特徴は、人が大好きという何ともフレンドリーな性格です。
初めて大型犬を飼う人はもちろんのこと、犬を飼うこと自体が初めての人にも育てやすい性格の犬といえます。
もともと犬アレルギーの方でも飼えるように掛け合わせて生まれたため、抜け毛も少なく、体臭もほとんどないそうです。
- 穏やか・温厚で優しい
- 素直で従順
- 人や犬になつきやすい
もちろん個体差があるのでこれがすべてであるわけではないですが、人になつきやすく飼いやすい犬種です。
ゴールデンレトリバーとプードルの人懐っこい所や、穏やかで優しく賢い性格が引き継がれていますね。
警察犬・盲導犬・介助犬などで活躍していることもあり賢く学習能力が高いこともうかがえます。
ゴールデンドゥードルの価格は?
20〜30万円が相場です。
ゴールデンドゥードルはペットショップではあまり売られておらずブリーダーさんから直接購入することになります。
もし飼いたいと思った場合は複数のブリーダーのところへ直接出向いて、色・性格・大きさなどを吟味したうえでベストと思える子を探しましょう!



小さめな子は価格があがる傾向
もちろん親の血統などでも価格が変わることも。
チャンピオン犬の子供となると高額になってきます。
犬を飼う場合は最後まで責任を持つことが大事です。
ハウは実在するの?原作はある?
映画「ハウ」の原作者は斎藤ひろしさんです。
斉藤さんは「締め切りに追われ、筆も進まぬまま、愛犬と過ごした日々を思い出していたある夜、 この物語が降りてきました」とあります。
よって実話ではないことが分かります。
こちらが原作「ハウ」になります。
内容が気になる方は、ぜひ一度読んでみてください。
より一層映画を楽しむことができると思います。
ハウの作者・斎藤ひろしさんについて
ハウの原作者斎藤ひろしさんは脚本家として活躍されています。
コメディタッチからシリアスな脚本まで書くことができる脚本家さんですよ。
受賞歴も多々あります。
- 2000年『秘密』シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀脚本賞
- 2004年『黄泉がえり』日本アカデミー賞優秀脚本賞
- 2018年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』日本アカデミー賞優秀脚本賞(2度目)
映画名を見ると、あー!黄泉がえりの!ナミヤ雑貨店の!と素敵な映画の脚本を描けているのがわかります。
TVドラマやオリジナルビデオの脚本を書いていましたが、最近では映画作品の脚本を中心に活動しています。。
ハウ役俳優犬ベックの他の作品は?
今回、映画「ハウ」でハウ役を演じたのは、俳優犬のベックです。
なんと、ベックは「ハウ」が初演技のようです。
主演の田中圭さんは本当にベックのことを「無邪気でピュアな部分に癒された、心が通う瞬間がある気がした」と述べており自分のことを頼りにしてくれている実感があったそうです。
撮影中も時おり見せる表情は脚本が読めるのかと疑うほどだったようです。



ベック凄い!
まさにベックの性格や特徴がハウという架空の犬に命を吹き込んだといっても過言ではないでしょう。
「ベック」ファンの間では「ハウ」に見立てた可愛いお料理を作っている方もtwitterで見うけられました。
今回が初主演とのことで、出演者や映画関係者の皆さんから高評価をされているので今後の活躍も期待できるのではないでしょうか。
映画(ハウ)についてまとめ
- ハウの犬種はゴールデンドゥードゥル
- 実話ではなくフィクション
- 俳優犬ベック過去の作品出演なし、今回の映画が初出演!
上にまとめた通り、ベックの性格が演じているハウととてもよくリンクしておりフィクションでありながらもリアリティがある内容になっています。
今回俳優犬ベックに焦点を当てて映画の紹介をしましたが、動物は話すことや涙を流すことができません。
しかし動物から受ける愛情は強く感じることができると思います。
母親が我が子に対して無償の愛を与えるといいますが、犬や動物の愛もきっと無条件ですよね。
作中でも人間の都合で声を失ったにもかかわらずそれでもなお人間を許し愛しているハウ。
愛とは何か…を本当に考えさせられる作品になっています!
悲しいニュースが多い現代社会に希望が持てる映画になりそうですね。